情報を必要としている人にのみ、その情報を提供することができる

このように表現すると、排他的に感じられるかもしれませんが、少し視点を変えてみてください。

ウェブサイト(ホームページ)を見るには、まず始めに、十分な時間を確保し、コンピュータの前に座って、それから、小さな画面をみながら、キーボードやマウスを駆使して、検索サイトを利用したり、URLを直接入力したりといった、かなり能動的な行動を必要とします。

つまり、そのような行動を起こしてまで、「欲しい」と思う情報でなければ顧客が見ることはありません。

これまでの一般的な広告(チラシ、テレビCM、看板など)は、無理に空いたスペースを使い、日常生活にまで入り込んで、ひとの目に飛び込もうとします。そのような情報に興味のないひとにとってはうっとおしい存在でしかないばかりか、マイナスイメージを抱くことさえあります。

逆に、興味のあるひとにとって、一般的な広告で得られる情報量ではとても満足できるものではないのです。インターネットを使用して、欲しい情報を入手することができる現在において、日常生活にまで入り込んでくる広告や営業方法は益々嫌われる傾向にあります。

つまり、ウェブサイトであれば、興味のあるひと(わざわざインターネットを使って情報を入手しようという購買意欲の高いひと)にのみ、情報を提供することができるのです。
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